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ｺﾘﾝ「と、まぁこんな所だが…
皆、行くよな?」
どうやら、拒否権は無いらしい。
ﾅﾅ「仕方ないわね」
ﾘｭｶ「幽霊なんて…居ないですよね?」
ﾎﾟﾎﾟ「僕に聞かないでよ…」
怖がってるけど、興味は有るみたい。
行く気満々。
ｺﾘﾝ「ﾈｽも来るよな?」
ｺﾘﾝだけじゃなく三人もﾎﾞｸを見る。
どう考えても、断れる空気じゃない。
ﾈｽ「……分かったよ」
やったぁ!!と喜ぶ四人。
やれやれ…
ｺﾘﾝ「じゃあ、今から行こうぜ!」
今から!?
外は茜色だし…
もう夕方だよ!!
でも、行く気満々の四人は聞く耳を持たない。
ﾎﾞｸは盛大に溜め息を吐いた。
全くもう…
ﾎﾞｸは黄色いﾘｭｯｸにお菓子や水。
ﾊﾞｯﾄと人数分の懐中電灯を入れた。
訂正。
ﾊﾞｯﾄ以外は入れられた。
ｺﾘﾝ達は手ぶらで来てるから、荷物を入れる
所が無い。
だから、ﾎﾞｸのﾘｭｯｸに入れた。
ﾎﾞｸを誘った理由は荷物持ちか!?
ｺﾘﾝに苛立ちを覚えながらも、肝試しに出発した。
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