『バァの病気』

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また月日は経った… 俺はもう小学6年生なった… いつも家に帰ればバァが居る。 俺は家に帰るとバァに今日学校であったことを話した。 バァはいつも笑いながら聞いてくれた。 2人の時間が俺はなによりも大好きだった。 バァは心臓が悪いから具合が悪くなることが多かった。 バァが苦しむ姿を見て俺はただバァの背中をさすることしか出来なかった… 俺はいつも日課でバァがお風呂に入っているのを見る… それには理由があった… お風呂に入ると心臓に負担がかかる…それに浴槽から出るとき足の悪いバァはあがるのがきつくなる… もしもバァになんかあった時のために俺はいわゆるバァの介護をしていた。 俺はそんなの苦にはならなかった… バァが俺を見守って助けてくれたように今度は俺がバァを助けなきゃアカンって思ったから…
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