『バァの病気』

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俺は一人、寒い夜外で震えていた… すぐ救急車は来た…バァに付き添って父さんはいち早く病院へ向かった… 俺を探しに母さんが来た… 『大丈夫!バァちゃんはきっと大丈夫だから!』 その言葉に俺は大泣きした… まだガキの俺は、この時ずっと心の中で自分を責めていた… 『俺のせいで…バァが…俺が寝ていなかったら…』 俺は今でも責め続けている… この罪は一生消えないんだから…
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