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母さんと俺は病院に向かいすぐバァのもとに行った…
バァはまだ意識は戻らず危険な状態が続いていた…
俺は天国のジィに祈った…
『どうかバァを助けて…どうかバァを助けて…ジィ…バァを守って…』
こんなことしか出来ない俺…
でもこれが精一杯出来る俺の償いなんだ…
バァは医師の懸命な治療で一命は取り留めた…
すごく安心した。涙がいっぱい出た…
医師はこんな危険な状態を切り抜けたバァをすごい生命力だと言ってくれた…
バァはやっぱり強い!そう改めて確信出来た事だった…
それからバァは入院生活を終えて無事に退院することが出来た。
俺はこの時なにがなんでもバァの世話を頑張ってやろうと心に誓った。
バァを守れるのは俺しかいないと思った。
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