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はぁ、最近の私はどうもおかしい・・・気がつけば、シカマルのことを目で追っている。
「どうした?お前が溜め息なんか吐いてよ。」
「少し、考え事してただけだ。」
「珍しいな、テマリが任務中に考え事をするなんて。」
そう、今は任務中だ。前なら、任務の事だけ考えてちゃっちゃっかと終わらせてたが、今はシカマルの事で頭がいっぱいだ・・・・・何でこうも、シカマルの事が気になる?
「たくっ、いつまでこの態勢が続くんだ?早くしね―とコイツらが危ねぇ!」
「確かにそうだな、医療忍者がいると言ってもチャクラの限界がある・・・さっさと敵を倒すか。」
テマリとシカマルの後ろには傷を負った忍が多くいた。そこでは、イノやサクラなどくの一になる忍が忙しく医療忍術を使い傷を治しているが、数が多すぎて手が足りない。おまけに、イノ逹のチャクラはあまり残っていない。
「・・・・シカマル、奴等の動き少しの間止められるか?」
「出来るとは思うぜ・・・・問題は人数分クナイがあるかなんだけどな。」
シカマルはクナイを取り出し数える。
「15本だ。」
「ちょうどだな、失敗するなよシカマル!」
「へっ、俺を舐めんなよ!」
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