まさかの……

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「フフッ、これからはずっと一緒だね」 もう恐らく日本に戻る事は無い、と考えると……東と一生を共にするのも良いかな。 「……悪くねぇな」 「本当!?凄く嬉しいよ……」 東は柔らかな笑みを俺に向ける。……よくよく考えれば俺も東が好きだったんだ。こうゆう結末もアリ、だよな。 「東、もう離さないから。あんな悲しみをもうお前には感じさせないから……」 過去の東を好きだった気持ちが今、蘇る。 「東、好きだ。お前と一緒にいたころから多分ずっと……」 「あ……。多分って凄い気になるなぁ」 好き云々、というより女自体嫌いになったからな…… 「そこは、気にするところじゃない」 「うん。気にしない」 東が俺に寄り添い、体を俺に預ける。 「答えは……私も好き。知ってると思うけど」 なんというイチャつきぶりなのだろう。端から見ればウザいと思われてしまうだろう。 しかし俺は何を焦っているんだろうか。東と再会してまだ二時間足らず。進展ありすぎだろ……
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