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暁の家に歩きながら話した。
「なぁ…唯の両親に変なあざ、入れ墨、タトゥー入ってなかったか?」
「んーっと……お母さんの左肩にあざならあったけど」
「そうか……」
その後は会話が無くなり、暁の住んでいる高級マンションに着いた。
「早くしろ」
私はその立派さに見取れてしまい、此処に一度でもいいから住んでみたいと思ってしまった。
エレベーターで七階まで行き、一番手前の玄関が暁の家らしい。
「唯も入れ……」
「…うっ…うん。わかった」
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