第1話‐契約‐

10/22
前へ
/161ページ
次へ
暁の家に歩きながら話した。 「なぁ…唯の両親に変なあざ、入れ墨、タトゥー入ってなかったか?」 「んーっと……お母さんの左肩にあざならあったけど」 「そうか……」 その後は会話が無くなり、暁の住んでいる高級マンションに着いた。 「早くしろ」 私はその立派さに見取れてしまい、此処に一度でもいいから住んでみたいと思ってしまった。 エレベーターで七階まで行き、一番手前の玄関が暁の家らしい。 「唯も入れ……」 「…うっ…うん。わかった」
/161ページ

最初のコメントを投稿しよう!

60人が本棚に入れています
本棚に追加