第1話‐契約‐

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広い割には家具が少ない。リビングには、テーブルとテレビ以外何もない。 暁は今、自分の部屋行って大事なモノを取って来るらしい。あと、着替えて来るために。 「終わったから行くぞ」 「うん。暁……何取って来たの?」 暁は何も言わずに私に三つのリングを見せて来た、さっきとのあまり変わっていない。 「たっく…契約しない限りこの【大鎌】しか使えないのかよ!」 「そう……なんだ」 私の手には赤と黒が混合した三つのリング。左から髑髏が付きリング、十字架が付きリング、黒い水晶が付きリング。 「あぁ…左から死神の鎌、召喚獣……、それは秘密だ」 私からすれば逆で…黒い水晶がデススなんとかね。 「そっ…そぅ」 「唯ん家行くかっ…」 暁はたったのリング四つ以外は持っていなく、たったそれだけで家を出た。
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