第1話‐契約‐

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私の家に着いた。母さんは買い物で居なく、父さんはまだ会社で働いているため夜に帰って来る。 暁にはリビングで待っててもらい、私の部屋を掃除していた。 何で掃除してんのよ私? 母さんには『早く帰って来て』とメールしたから、もう少しで帰ってくるだろう。 掃除が終わり、下に行く。 「何してたんだ……唯?」 「ちょっと…掃除!」 ソファーに堂々と悪そうに座っている。 「人間って……ハハッ」 ――ガチャッ……バタン
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