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私は部屋を出て、下に向かった。階段を一段一段ゆっくり下りて行った。
私は暁と契約してお母さんを助ける。そして、全てを受け入れる。
リビングに行くと暁はソファーに座っていて、暁とお母さんはコーヒーを飲みながら、楽しく話していた。
「暁……契約しよ」
「あぁ…。すみませんお母様、ちょっと唯に呼ばれましたので……」
「はいはい。若いのっていいわよねぇ~!」
私と暁は階段を上り、私の部屋に入った。
入ると鍵を閉め、暁の方を向いて目を閉じた。
「ちょっと待て!奴に連絡しないとキスしても契約は無効になる…」
暁はズボンの左ポケットから携帯を取り出し、誰かに電話を掛けた。
「今から契約する。俺の専属ペット"うに~"を呼んでくれ!」
電話を切り、ポケットにしまった瞬間。空中に白くて丸い生物が現れた。
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