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翌日。この日は今いも雨が降りそうな天気だった、デート日和とは到底はなれている。
「よっ…おせーよ唯。可愛い可愛い、さすが唯…何着ても似合いそーだよ」
この後は普通のカップルみたいにデートをして、手を繋いで映画館や喫茶店に行った。
「ちょっと…暁」
喫茶店を出て、歩くこと10分。唯が服を掴みツンツン引っ張ってきた。振り返ると唯は震えていた。
唯は後のチャラ男三人組を指差す。暁は唯を手を取り、人気の少ない路地裏に入って行く。もちろんチャラ男たちはついて来る。
「何…おっさん達ニート?」
「俺らに喧嘩売ってんの!?お前この状況見て勝てると思ってんのかぁ?」
「うん、唯が契約してくれたらな」
「はっ…意味わかんなっ、まあとりあえず死ねよ!!」
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