第1話‐契約‐
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「ははっ…死神の鎌【大鎌】。切り刻んでやるよ!」 「Dランクの死神の鎌に、無属性……今の俺でも勝てるよ」 「誰がお前を相手にするかよ!」 直ぐに後ろに居る私を抱き抱え、暁は私を持ったまま体を反転させた。 「いってーなっ!」 「あき……」 暁の背中を見ると、血で服が赤く滲んでいた。 「少しぐらい本気出すか…」
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