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「ねぇ…もぅ止めてあげなよ……暁」
声は震えて、俺の豹変ぶりに驚きを隠せていない。
「いや、こいつだけは…」
暁は男の胸に開いている手を当て、押す。すると、手が段々…男の胸に入っていく。
「あ゙…あ゙…あ゙あ゙……あ゙……………」
男から手を離すと暁は少し水色の塊を握っている、男の体は崩れていき、砂になった。
「魂いただきます」
――ジュル
暁はそれをよだれを垂らしながら、一口で飲み込んだ。
「わっ……ああああ暁。おおお願い、ゆ、ゆる許して」
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