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「仁…子供好きやったよな?
昼飯は俺ん家で食わん?」
「へ?」
自宅に来られる事を頑なに拒否し続けていた俺からの誘いに対して、この時の仁の間の抜けた顔は凄かった
「いや、実はな?」
理由を言わないでやるのも悪いので、先ほどの電話の内容を全て話てやると
「えぇぇーー!!
りょーちゃんってばそんなちっこい甥っ子ちゃんが居たの?!
何で教えてくんなかったのさー!!」
と喚き出した
が、すぐに
「初っ!!りょーちゃん家上陸じゃん?
後でピィも呼んでやろうよ
仲間外れで可哀相じゃん?」
と、俺の
「上陸ってなんやねん」
俺のツッコミを綺麗にスルーしつつ、ご機嫌に保育園までの道のりを歩いていた
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