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ゥ゙ゥ゙ゥ゙ゥ゙ゥ゙…
後ろポケットに入れていた携帯に着信
着信:兄貴
メールではなく着信を告げる携帯に亮は
あ…これは
と思う
本日は平日
しかし大学の講義は無く、同じく講義の無かった赤西と共にショッピングに出ていた
今季1枚くらいは購入しようと思っていたTシャツ
ちょうどセールしていたショップにて購入し、そろそろメシでも…というタイミングだった
「悪い、ちょお電話出ていい?」
1対1でいる為、仁には一応断りを入れてから電話に出ようとする
すると彼は頬を膨らませ、手でOKを作り返事をしてきた
「なんちゅー顔すんねん(笑)
別に相手は兄貴やし、そんな賢まるみたいに黙ってんかてええよ」
というと
「あぁ…彼女からかと思った」
と返してきた
頬を膨らましたのは、出るのはいいが長電話はしてくれるなよ
という意思表示だったらしい
っつーか、ここ数年おらへんし、出来たらお前にも紹介しとるわ!
「もしもし、兄貴?」
言ってやりたい事はいくつかあったが、取りあえずは電話に出てからだ
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