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約束した記念日
そんな幸せな日々が続いたある日…
彼の部屋に入ると彼は居なかった。
今日は、二人の記念日。
一緒に祝おうと約束したのに…。
私は、とりあえず料理を作り始めた。
彼が帰ってくるまで、部屋に飾りを付けたり、プレゼントを渡す準備をして、時間をみると21時を回っていた。
どうして帰ってこないんだろう。
今日は、半年記念日だよ?
嫌われちゃったのかな…
涙が溢れて大声で泣いた。
そんな時、
カチャッ
とドアの音がし、玄関まで私は走って行った。
ビショビショに濡れた彼がたっていた。
『大丈夫?何してたの?』
『プレゼント中々見つからなくて探してたんだ。まぃこれ欲しいって言ってたろ?』
見てみると私が欲しがっていた指輪だったのだ。
私は、嬉しさのあまり泣き出した。
『私なんかの為に探してくれてたの?ありがとぉ…』
『俺、まぃと結婚したいって思ってる。俺が自立して養えるようになったら結婚して欲しい。約束な』
『私なんかでぃぃの?』
『まぃじゃなきゃダメなんだ。』
『やまと、ありがとぉ。約束だよ』
約束を交わし抱き合って、kissをした。
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