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「雅輝への気持ちは消したつもりだったの」
『所詮つもりでしょ?』
「‥‥‥」
『ホントは4年間ずっと好きだったんじゃないの?亜未は否定してたけどさあ~』
「分かんない‥」
『でも少なくとも今は?』
「好き‥でもあたし会ったとき逃げちゃった‥」
『あーあ‥』
「でももう会うこともないだろうし、今度こそはこの気持ち完璧に消すよ!」
『‥それでいいの?』
「いいのいいの!変な電話してゴメンね~!」
そう言ってあたしは電話を切った。
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