私は気付いてしまいます

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陽太くんはかばんをとなりの席に置くと、私の前の席に座る。 「英語?」 「はい、さっき先生にきいてきたんですけど、わかんなくて」 「どこ?教えてあげるよ」 「えっ」 まさかこんなに早く一緒に勉強することになると思わなかった。 どうせ約束して、気づいたら話が風化してるパターンだと思ってたのに。
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