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二年後に再会した稜は相変わらず…カッコよくて、外見的には何も変わってないように見えるから死神は成長スピードが人間よりも遅いのかな、とか色んな事思ったり。
「ふぅ…」
「ねぇ尚輝、ここで抱いていい?」
髪は二年前と同じようにポニーテールで結ってあるけれど、昔と違うのはゴムが長い赤いリボンになっていて。
一番最初に頭の中に連想されたのは『マクロスF』のアルト、というのは稜には絶対に内緒だけれど。
凄く、見惚れた。
「尚輝の初めて、奪ってもいい?」
返事をするのもじれったくて、唇へ口付ければソファーに押し付けられて。赤いリボンをシュルリ、と解けばバサッと靡く稜の髪に、ドキンと心臓が跳ねた。
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