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女の子達によると今一番人気な生徒は稜らしくて、理由は“紳士のような態度がいい”“笑顔が素敵”…だとか。でも素顔の稜は全然紳士じゃない。
「…あっ、ぁっ、ゃぁっ」
「や、じゃないだろ?こんなに縋って」
「いわっ、ないでぇ…あぁっ……」
「凄い綺麗だよ……尚輝」
獣みたいに僕を獰猛に抱く稜は、女の子達が言う紳士の欠片も無くて、僕はボタンも全部外されてズボン…とかも下まで下げられたのに。
「りょっ…だけ…よゆ…あぁん!!」
「余裕?俺が?馬鹿言うな」
―――余裕なんて、欠片も無いぞ。
耳元で甘く囁かれればヒクン、と自分の腰が緩く揺れて。そんな僕に小さくクスリと笑いながら僕の左手を持ち上げ稜の胸へと当てられる、ドクン…ドクン…と凄いスピードで脈打っている。
「これでも余裕に見えるか?尚輝のこんな姿を見れて…余裕でいれたら自分を褒めたいね」
俺には絶対無理、と言うと深いキスをされながら腰を強く動かされる。
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