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時は6月中旬
今日は梅雨のせいなのかとてもジメジメしている。・・・別にどうでもいいことだけど。
ようやく午前中の授業も終わり昼休みになりお弁当を食べ始めようとするといつものようにアイツがやって来た。
大「よう龍治。今日も江梨子(エリコ)さんが作った弁当旨そうだな。」
江梨子って言うのは僕の母親の名前だ。母さんは大吾になぜか名前で呼ばせている。
龍「良かったら交換するか?」
大「マジで。サンキュー。いただきます!」
そう言って大吾は僕のお弁当を引ったくった。
龍「大吾は本当に母さんの弁当好きだよな。大吾のと変わらないだろ。どこが良いんだ?」
大「・・・・・・あ、ああ。俺は江梨子さんが大好きだぜ。綺麗だし、何かこう愛情が満ち溢れてるって感じで。ちなみにLikeじゃ無くてLoveね。」
まあ、いつもいきなり意味のわからない爆弾発言するのは大吾の悪い癖だ。
ってなに親友の母親に手を出そうとしてるんですか!?
まあこれ以上この話題はやばいと感じ黙ることにした。
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