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叩き始めてから二分くらい経ち、流石に大吾も飽き始めたのか携帯をいじりながら叩き続けている。
僕はまだ戻って来てはない。
?「ちょっと、平居君(大吾)止めなよ。そんなに叩いてたら山田君(龍治)が可哀相じゃない。」
っ!!
こ、この美声は
?「大丈夫?山田君?」
そう言って目の前に居たのは、有紀ちゃんだった。
だ、だめだ。顔が赤くなるのが自分でも分かる。
龍「どうしゅたの?朝倉さん?」
馬鹿だ僕は。なんでいきなり噛んでんだろう。
大吾は腹を抱えて笑っている。・・・ムカつく。
有「本当に大丈夫?頭とか痛くない。凄い音してたけど。」
龍「大丈夫だよ。ありがとう。」
有「そう。よかった。二人共、もう少し仲良くしてよ。」
そう言って有紀ちゃんは自分の席の方に戻っていった
ん?もしかして今、有紀ちゃんと普通の会話してた?・・・やったぁー
でもどうして来てくれたんだろう?
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