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私は山中 杏(やまなかあんず)今年で15歳になる。
2月12日私は入院した。
その時私は8歳でもうすぐ小学1年生だった。
病室には私しかいなかった。
毎日毎日暇だった。
私は運動が大好きでいつも遊んでいたが、それも出来なくなった。
「杏、すぐ良くなるからね」
母はそう言っていつも励ましてくれた。
「こんにちは、僕は矢田朋也。君の主治医だよ。一緒に頑張ろうね」
「はい!」私は無邪気に答えた。
その時は治ると信じていたから・・・。
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