57人が本棚に入れています
本棚に追加
「…いい加減どいてくれない?」
「やだ」
さっきからソウルはあたしの上に跨っていてなかなかどこうとしない
しかも…この状態ちょっと恥ずかしい…
「ソウル…この状態は恥ずかしいよ…お願いだからどいて」
「マカの可愛い顔が近くで見れていいんだけどなー…じゃあマカからキスしてくれたら退いてやるよ?」
「…は?き…キスぅうっ!!?」
一気に耳まで真っ赤になっていくのが分かった
「おー耳まで真っ赤になってやんの…かーわいい♪」
「う、五月蝿い五月蝿いっ!!」
そう言いながらソウルの頭をぽかぽか叩く
「ちょ、やめろって。ほらキスしねぇと退いてやらねえよ?」
「~ーっ/////」
どうしよ…いっつもソウルにキスされるのも恥ずかしくてたまんないっていうのに自分からしろだなんて…
でも…退いてもらわなくちゃ
あたしの心臓、壊れちゃう
「…ほんとに退いてくれるよね?」
「あぁ」
「…」
きゅっと目を瞑り、ソウルを抱き締めてキスをした
…触れるだけの、優しいキス
「…っ、はい!いいでしょ!?はやく退いて!」
心臓がかなりばくばくいってる
顔、真っ赤だろうな、耳も。
ソウルを見るのが恥ずかしくって下を向いた。
「…やっべ、ちょい無理だわ。ごめんマカ」
ソウルの理性は吹っ飛んじゃったそうでマカはこの日ソウルに食われてしまったそうです
「ソウルの…嘘つきぃいーっ!!」
-END-
最初のコメントを投稿しよう!