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｢のびたぁぁぁ！！！｣
あんな感じの夢を見てのび太がおもらししたのをドラえもんの映画で見たことある気がしたので叫んでしまった。
げんじつ！には濡れた布団をすぐ乾かせるドライヤーなんてないんだ。ほんと、現実とは非常である。いや……今はそんなことよりマジでやらかしてしまったのかチェックしなくては！
｢えーと、服は濡れてないよな。ってことはセーフ……｣
安堵からか、ふぅ、と一息つく。高校生にもなってやらかすなんてもうお嫁に行けないレベルの大失態だじぇ。
さて、安心したことだしもう一眠りしましょうかね。おやすみマン(それ繋がり的な意味で)
――そんな僕の情眠(予定)を奪ったのは、一本の腕だった。
むにぃ。
｢はうっ！！！｣
僕の股間のポニョが何者に捕まってしまった。逮捕ー！！検挙ー！！ぼ、僕はクスリなんてやってませんってば！！おソルト先輩とは違うんです！！
クスリ、ダメ、ゼッタイ！！
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