君へ

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†缶ジュース† 君は強がっているけど 幼稚なのはみんな知ってる あの公園で 缶ジュースをほっぺにピタッとくっつけてくる わかっていて ビックリしてあげたんだよ あのお店で 小さな子が欲しがるようなぬいぐるみ もう幾つ買ったっけ でもあの時あの部屋で 君は突然幼稚じゃなくなった ごめんね 私はまだ子供だから 君の元へは行けない 時間が足りてないの 今はこれで許して 私は冷たい缶コーヒーをほっぺにくっつけた -15才-
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