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「冗談じゃねえぞ、戦えるわけないだろ！」 ん？リアナが見当たらない。
「ギャァー！！」
「来ないでよ！あっち行ってよ！！」
「あのバカ！！なんであんなとこに！」
ダッ！！
「女が怖がってんだから失せろ！！」
頭に思いっきり回し蹴りをくれてやった…が 「ウグァー！！」
どうやらほとんどダメージはないらしい。
「ダメだよセツナ！ただ蹴るだけじゃ。この世界は気力を練らないと通じないんだよ！」 「気力！？」
「うん。自分の中にある沸き出る力を形にするの！」
「集中しろってこったな……スゥー…」
(力が溢れる…これか！)
「流脚拳術 回転蹴り当て…破回脚！！」
一瞬の回転と同時に相手の腹に打ち込む回し蹴り…(今回は顔がその高さだが）綺麗に眉間に決まりケルベロスは吹っ飛んだ。
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