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「まぁ人間がこの世界におるんじゃ、間違いないじゃろう」
まるで諦めたかのような目で俺を見ている。 「セツナと言ったな。メシア様である以上おぬしに頼むしかない。この世界を救ってくれぬか?」
まぁどうせ夢だし楽しまなきゃな…
「俺で良ければやらせて…」
ドーンッ!!
「ギャウー!!!!!」
爆発音と雄叫びで俺の言葉はかき消された。 「な、なんだ…いきなり!?」
「長老!またアイツがきましたー!」
「クッ、こんな所まで…」
「もしかして、アレと戦うのか…?」
そこに現れたのは明らかに知っている生き物ではなかった。物語にでて来る様なケルベロスとでも言えば良いのだろうか。
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