浦桃
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ウラタロスは、モモタロスがなかなか動かないので、待つのが限界になった。 ウラタロスは、自らモモタロスを抱きしめ、 モモタロスの顔を自分の胸に抱き寄せた。 「センパイ。早くしないと、リュウ太とか金ちゃんが入って来ちゃうよ」と、甘い声でモモタロスの耳元に囁いて甘噛みをする。 「……。仕方ないな。」 「いい子だね。」 と、ウラタロスはそう言った。
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