カンヅメレンアイ

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しまった!! 「ねえ、一緒に飲もうよ」「いや、あたし…」 なに、このくそガキ!明らかに年下、っていうか未成年じゃないの?もしかしたら。 でも、やっかいだ、こうなった、 ダッシュε=┏( ・_・)┛ 「おい、待てよ!」 彼はついてくる!アタシは全力で走った! やっとこさ、部屋にたどり着き飛び込んだ。 どうしたの?! と最初に声をかけてくれたのはかいセンパイ! ではなく、その友達のほうだった。 実は…と事情を説明すると大変だったね、気持ちを察してくれたのに、かいセンパイは一言も声をかけてくれなかった。 すごく怖い思いシタのに…。ちょっとショックだった。 それからもかいセンパイとは距離が開くばかりで、一体なんなのよ!と腹が立つばかりだった。 そんなとき、またまた、事件はおきた! カラオケも終盤に差し掛かってきた頃、部屋のドアが急に開いたのだ。 アタシは目を疑った。 なんと、そこにはさっきのヤンキー達が立っていたのだ。しかも、さっきより全然出来上がってる状態でJINROの瓶を片手にだいぶ興奮してる! 「どうしよ、アタシが逃げたから怒ってんのかな!(><)」 アタシはもう大パニックだ。するとオトコども3人はとっても冷静だった。
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