チコクノヒミツ

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Dファミレスの近くのカラオケに二人で入り、熱唱しているときに、ふとかいセンパイの話になった。 りかセンパイは、アタシの心を読み取ったのか、 「アイツ呼ぼうか☆」 と声をかけてきた 「えっ?あっ、いや。うーん…じゃ、呼んで!」 何だかんだ言ってもやっぱり会いたかった。 その後、かいセンパイに電話すると、かいセンパイは幼稚園から随分と自宅よりにいて、家に帰ったほうが早いとこにいたのにもかかわらず、来てくれる、とのことだった。 きっとりかセンパイの誘いだからだ…。ふとそう思った。 しばらくしてかいセンパイがやってきた。たわいもない話、たわいもない時間が流れた。 気が付くと明日出勤なのに深夜になっていた。 こんなときの時間ってなんで早いんだろう。この時はおめでたいことにそんなことばかり考えていた。 次の日、彼が朝出勤してこないとも知らずに…
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