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佐助
「あぁね、えと、あそこの壁。」
佐助が指差す所を見ると、
ウチと兄ちゃんが一緒に写った写真が飾ってあった。
佐助
「あの紙?の中の片方の女の子、
あれ空ちゃんでしょ?
しかも斜め下に『空』って書いてあるし。」
空
「なーる!」
政宗
「何だ?あれ。」
空
「ん?あれは写真と言って、
このカメラっていう機械で撮ったやつ。」
佐助
「きかい?」
あれ?戦国時代では機械って言わないんだっけ?
空
「戦国時代で言うならカラクリだよ。」
佐助
「あぁ、カラクリ。」
ん?カラクリと聞いて黙っとかないお方が…
元親
「カラクリ!?」
やっぱりね、
カラクリと言ったらアニキみたいなものだもんね。
元親
「どれだ!?カラクリ!!」
いや、もうあなたからしたら全てがカラクリです。
空
「これ、このカメラ。」
元親
「かめら?」
空
「ちょっと政宗とアニキ2人そこに並んで。」
政宗
「何でだ?」
空
「いいからいいから。」
わけが分からず並ぶ2人、
シャッターチャーンス!
パシャ!
政宗
「な、何だ!?」
元親
「敵か!?」
素早く自分の武器を抜いたり持ち出したりした2人、
何故か佐助も。
うん、取り敢えず落ち着けお前等。
人ん家をズタボロにする気か。
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