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ある日の夜… そう、それがこの物語の始まりだった…
<クリア…今日はもう遅いから寝なさい。>
「うんっ、母さん。」
<おやすみ…ブレット。>『おやすみなさい。』
当時、5歳のクリア、3歳のブレット。二人はすぐに寝た。こんな事起きる事も知らずに…
【ふう…疲れた…】
<お帰りなさい。カナル>【ただいま。アリア…】
<子供達なら寝たわよ。>【もう少ししたら、私も寝るとしよう。】
<私は先に寝てるわね。>【散歩に行ってくる。】
<行ってらっしゃい。>
アリアはすぐに寝た。
<きゃゃゃゃゃゃゃ!>
家の中にアリアの声が響き渡って行った。
【アリア!】何と…アリアは寝室の天井に貼りついていた。
【厄介だな…】その時…
【アリア!】
何と!天井に火がついた!アリアは天井と共に燃えている…
【そうだ!クリア!ブレット!】
カナルは急いで2階に向かった。クリアとブレットを抱いて家をでた。
「お父さん?」
【クリア…起きたか…】
消防車が来て何とか火は消しとめられた。だが、やはり、アリアは死んでいた…カナルはクリアとブレットを親戚に預け、旅に出て行ってしまった…
…
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