花火

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あかね「線香花火こそ せつないね。 だけど、好きだなぁ 線香花火」 美穂「ねぇ、知ってる?あかね 線香花火で競争していちばん早くおちてしまったら... 失恋するって~ 逆に 残ったひとは 恋が実るってゆぅ ジンクス」 あかね「そんなのが あるんだぁ~」 その会話をどこでか聞いていた委員長 「皆さん集まってくださぃ!! いっせいに火をつけますので~ 寄って、寄って~」 ジンクスの説明を 委員長がする 5、6人ずつの 輪になり おのおの 競争がはじまった 「あっ..落ちた」 「あ~おまえ そろそろ別れの予兆だぞ」 「んなことないっしょ」 あちらこちらで 負けたものは 地味にショックをうけ 勝ったものは ホットな気分になっていた そのショックな気分になったものの ひとり あかね (....ぜんぜん楽しくなぃ つぎ~!!!) 負けたものは ヤケになって 2回戦 3回戦と 戦っていた 委員長「残り5本で~す」 その残りを 一年生の後輩である女の子3人組が 受け取った と、 「せんぱ~ぃ!! 一緒にやりましょう♪」 いっぽんは あかねと同じ大学の4年 元キャプテンの 淳史に渡った 残りいっぽんは 「はぃ!あかね先輩のぶんです♪」 あかねに渡った
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