真友

3/4
前へ
/142ページ
次へ
三那が俺の力について知ったのは一番最初にこの力を使ってディケイドと戦ったとき その一部始終を見られていた…らしい 戦いの終わった後 …問いつめられて 俺は疲れていたせいもありほとんど話してしまった それを思い出していると なんだか緊張感がなくなった G4は目の前まで走り寄り 左手で俺のわき腹を殴ろうとした 俺は後ろに飛び デッキとドライバーをかまえる 変身するまでの一連の動作をこなして 「変身」 ディサイドになった 俺は人気のない道路の真ん中で戦うことになった 時間はまだ遅くないため人が来そうで不安だった そんな不安を余所に G4はこっちに向かってバズーカを構えた 俺はすぐさまカードを引き、入れた 「アタックライド イアイギリ」 半透明の刀を左脇に構えて相手を瞬きもせずに見る 爆発のような音とともにバズーカを撃ってきた 俺はそれを 横一文字に弾丸を切り抜いた そして その切った弾丸の間を風のようにすり抜けて G4の目の前まで飛び出てもう一度切る G4の頑丈な装甲に阻まれて刀は真っ二つに折れる その隙にわき腹を蹴られて 横に吹き飛ぶ 壁に叩きつけられたが 体制はなるべく崩さずに 着地する 「同じ土俵で戦う方がいいかな」 「カメンライド アギト」 「セカンドライド」 俺はG4と戦うためにG3になった 「もう一枚。」 「パワーアップ ライド」 G3からG3-Xにバージョンアップした
/142ページ

最初のコメントを投稿しよう!

201人が本棚に入れています
本棚に追加