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三那が俺の力について知ったのは一番最初にこの力を使ってディケイドと戦ったとき
その一部始終を見られていた…らしい
戦いの終わった後
…問いつめられて
俺は疲れていたせいもありほとんど話してしまった
それを思い出していると
なんだか緊張感がなくなった
G4は目の前まで走り寄り
左手で俺のわき腹を殴ろうとした
俺は後ろに飛び
デッキとドライバーをかまえる
変身するまでの一連の動作をこなして
「変身」
ディサイドになった
俺は人気のない道路の真ん中で戦うことになった
時間はまだ遅くないため人が来そうで不安だった
そんな不安を余所に
G4はこっちに向かってバズーカを構えた
俺はすぐさまカードを引き、入れた
「アタックライド イアイギリ」
半透明の刀を左脇に構えて相手を瞬きもせずに見る
爆発のような音とともにバズーカを撃ってきた
俺はそれを
横一文字に弾丸を切り抜いた
そして
その切った弾丸の間を風のようにすり抜けて
G4の目の前まで飛び出てもう一度切る
G4の頑丈な装甲に阻まれて刀は真っ二つに折れる
その隙にわき腹を蹴られて
横に吹き飛ぶ
壁に叩きつけられたが
体制はなるべく崩さずに
着地する
「同じ土俵で戦う方がいいかな」
「カメンライド アギト」
「セカンドライド」
俺はG4と戦うためにG3になった
「もう一枚。」
「パワーアップ ライド」
G3からG3-Xにバージョンアップした
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