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「GS-03だぜ」
G3-Xの右手にあるブレードを構えて
G4に挑んだ
相手はこっちに体を向けるが
何かしらの武器を構えたりもしない
「こんのぉ!」
まさに渾身の一撃
これで一撃
かと思いきや
ブレードは相手の左手が刃を受け止めていた
真剣白刃取りを片手でやってのけたのだ
おれは
危険を感じて
ブレードを右腕からはずして距離をあけた
それと同時、俺が今までいたところに
相手の同じタイプの武器の刃があった
「これでも…
…食らえ」
GX-05
毎秒、数十発も発射する機関銃を構えて引き金を引く
周りの塀に穴をあけながらG4に弾丸がヒットしていく
「バチッ」
引き金を引きながらもう一息だと思った矢先
時間の限界が来たようだ
俺は引き金を引きながらG4へと走りながら撃ち続けた
「消えろぉーー…」
そして
G4は弾丸の雨を浴びながら爆発した
俺は
銃を手から落とすようにして離して
直ぐに変身を解いた
体の節々からは既に火花がたくさん出ていたからだ
俺は
ディサイドの姿に戻り
「アタックライド D-ダッシュ」
その場を後にした
[…カードは…残り三枚だよ…]
その声はしばらく移動した後
裏路地で変身を解いたときに
俺を戦いに導くあの声を
「…三枚…か
集めなくちゃいけない…のかな?」
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