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「じゃあ……何のためのセレクションよ…」
アイリは不甲斐ない気持ちでいっぱいになった。
(なんか虚しくなってきた…😓)
アイリは落ち込みぎみだ。
医者が口を挟む、
「落ち込んでるところ悪いんじゃがのぅ、そろそろ閉会式の時間じゃぞ」
「閉会式?」
「なんか全員参加らしいんじゃよ」
(出る気なんてしないんだけどな…)
「まぁそのきもち分からんでもないが、しょうがないじゃろう」
医者に促されアイリは仕方なく医務室を後にした。
このままさぼって帰りたかった。
「はぁ……」
コロシアムに着く迄の間、ずっと溜め息をついていた。
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