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周囲がざわめきだした。
不合格者にとってはまさに青天に霹靂と言うべき事だった。
「追加合格者ねぇ➰」
アイリはあくびをしながら興味なさそうに呟いた。
「アイリ・ラッセル」
(え⁉……今…何て?)
自分の耳を疑った、まさか………
アイリは唖然としている。
「アイリ・ラッセル‼いないのであれば、合格を取り消すぞ‼」
「あ、あたし~⁉」
自分自身を指さしながら言う。
「そうだ。お前だ、早く前に出なさい」
「はいはいは~い‼今いきます➰」
選ばれた理由がよく分からないまま、前に出て表彰状を受け取った
(なんであたしが選ばれたんだかよく分かんないケド、ラッキー✨✨とりあえず姉ちゃんに怒られるのは避けられそうね)
アイリはとりあえず安心した。
その後はずっと上の空で、開会式同様マクベスの話しなど全く聞いていなかった。
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