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「遅いわよアイリ、もう時間過ぎてるから早く席について」
嫌な空気をユンナが上手く絶ちきる、
しかし、ユウキは何かを言いたそうにこっちをずっと睨んでいた。
(何よ、言いたいことがあるんなら直接口に出して言いなさいよね)
アイリは少しイライラしながらもユウキと向かい合うように席についた。
「ちょっとちょっと💦あんたたち、いくら気が合わないったって、これから同じ団の仲間でしょうが」
ユンナは二人の間に割って入るが、二人とも睨んだまま動こうとしない。
(……………💢)
ユンナの中でなにかが切れた…
「いい加減にしろ‼‼あたしの言ってる言葉が聞こえないのか‼」
ユンナは立ち上がり、二人に向かって怒鳴り散らした。
その光景にアイリとユウキは唖然としてこちらを見ている。
特にアイリはユンナを少し怯えた眼で見つめていた。
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