76人が本棚に入れています
本棚に追加
「はいは~い✋団長、質問で~す」
「どうした?アイリ」
「今思ったんですけどこの団の名前って何て言うんですか??」
「もしかしたら、団長が身につけている鎧の色に関係しているのでは?」
この話にはさすがにユウキも興味を示した。
「おっ、鋭いね~さすがユウキ」
ユンナはユウキに向かってウインクをした。
「紺色猿弓士団(ブルーサンジュ)という名前よ」
「ブルーサンジュ?
ああ‼だから鎧が紺色なんですね」
「そのぐらい見れば普通分かるだろ」
ユウキの言葉にはトゲがあった。
「しょうがないじゃん、あたしはあんたみたいな貴族の箱入りのお嬢様じゃないからね~」
「じゃあ、お前は田舎娘か」
ユウキは小馬鹿にするように言った。
田舎娘と言われたので、アイリはムッときた。
「あのね~💢」
「ちょっとちょっと💦あんた達はまた喧嘩して~同じ団の仲間なんだから、もう少し仲良く出来ないもんかね…」
ユンナはすでにあきれ果てていた。
最初のコメントを投稿しよう!