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目が覚めると、床で別々に寝てるあたしたち。
テーブルの上にはたくさんの空き缶。
触れるか触れないかギリギリの指。
何回も見たことあるあんたの寝顔。
『…………』
カーテンの隙間から見える空。
暖かい太陽は少し雲に隠れてた。
『起きてよ』
「んー?」
『つまんない』
「んー」
『起きてって』
「…あと、5分」
目を閉じたまま
あたしに
背を向けるあんた。
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