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ジオ
『いつまでそっちを見てる?』
刀と刀が触れ合うたびに
激しい金属音が辺りに鳴り響く
(こいつ…速ぇ!!)
檜佐木はジオの響転を多用した俊敏な攻撃に若干押されていた
ジオ
『おらおら!!
どうした死神!!
息があがってるぜ!?』
ジオは剣による斬撃を
次々と繰り出していく
檜佐木
『死神だが名はある
九番隊副隊長…
檜佐木修兵だ!!
破道の一 衝!!』
ジオの刀に命中し,油断していたジオは刀を後方へ飛ばされる
ジオ
『ちッ……』
響転で後方へ一気に刀のもとへ近づこうとするジオの背後から檜佐木の強烈な一撃が襲う
(手ごたえ有り……
やったか?)
ジオ
『ふざけるなよ……死神風情が
なめた真似しやがって…』
檜佐木
『何ッ…!?』
確かに檜佐木の剣は
ジオを捉えていた
が,傷は浅かった
ジオ
『おいおい…いくら鋼皮とはいえ,不意打ちでこの程度しか
傷がつかないとはな…
その程度なのか?
檜佐木修兵!!』
檜佐木
『くッ……』
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