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そこは名もない森の ずっと奥の奥のほう
からだはもうむりだと 悲鳴をあげている
そんなみじかい羽根を ひっしに羽ばたかせ
つかれきった 小鳥が一羽
どこかに 羽根をやすめるばしょはないか
みえるさきには うつしいお庭が
透きとおる水の ながれるおと
ここちよい風と 花びらが舞う
時間をわすれるかのように ゆっくりと流れ雲
きずをいやす あたたかな陽射し
夜は 虫たちの演奏会
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