罪と罠

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それから、キアスと王と能力について話していた。 …突然頭に激痛が走った… そして、体を誰かにのっとらるような感じに陥った。 …それから俺にの記憶は途切れ、気付くと俺は、最初休んだ宿のベッドに横になっていた。 近くにはマルコが椅子に腰掛け読書をしキアスは高窓の戸を開け放ち外を見ているようだった。見た限りではこの2人の他に誰も居なかった。 「ああ…悠。目を覚ましたか」 「…ああ。俺…何でここに居るんだ?」 「覚えているわけはないか。話は長くなるが、よく聞いてくれ」 「ああ…わかった」 マルコは深刻そうな表情をしていた。 その顔を見てどれだけ深刻な話しなのか察知する事ができる。
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