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「リーヴィまでは、歩いて2日だな」
「行き先はとりあえず決まったな。…じゃあ次の大陸に向け支度しようぜ」
「ちょっと待て。船に乗る金はどうするのだ?お前達だって、ほとんど金はないのだろ?」
王の言葉で金を思い出した。
元々この町で金を稼ぐために王の元へ行き、許可証をもらいに行った。
…結局の所金稼ぎはできていないわけで。
「次の大陸まで船員として働いて乗せてもらう…というのはいかがでしょうか?」
「…できるのか?」
「それはわかりません。ただ、試してみる価値はあると思います」
水無月の提案。…船で働くのはイヤだったが、この際イヤとは言ってられないだろう。
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