小さな喫茶店

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モーニングが一段落の間に、ママさんはトーストを焼いてくれた。 「なっちゃんも食べなさい。飲み物は好きなのを注いで飲んでいいから。」 スタッフは順番に、遅い朝食をたいらげていく。 ゆっくりする間も無くランチタイムに入り… 大きな弁当箱にセットされていく日替わりランチは飛ぶように売れ、客足が落ち着いた頃にはあっという間に午後2時になっていた。 スタッフもランチを頂き、その後夕方までは洗い物や片付けをする。 「お先に失礼します。」 主婦の朱美ちゃんは、お店が落ち着くと帰って行った。
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