124人が本棚に入れています
本棚に追加
/102ページ
先生「政弘君、入って。」
私「先生の甥ってまさか…」
先生「この子。新美政弘って言うの。」
私は驚いて言葉が出なかった。
それから、茶道部が終わるまで新美君は私たちと稽古をした。
お茶を点てたりするのも、教えてあげようかと思ったけど、私より上手に出来ていたので少し悔しかった。
そして、帰り―
茶道部が終わると、私は帰る用意をしていた。
新美君は早く用意を済ませ、先に玄関に行った。
新美「叔母さん、ありがとうございました。」
先生「いいえ。」
新美「また今度、来ますね。」
先生「待ってるよ。」
新美はそういうと、私たちに挨拶をして、帰っていった。
私は普段とは違うイメージの新美君を更に好きになった。
最初のコメントを投稿しよう!