放課後

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先生「政弘君、入って。」 私「先生の甥ってまさか…」 先生「この子。新美政弘って言うの。」 私は驚いて言葉が出なかった。 それから、茶道部が終わるまで新美君は私たちと稽古をした。 お茶を点てたりするのも、教えてあげようかと思ったけど、私より上手に出来ていたので少し悔しかった。 そして、帰り― 茶道部が終わると、私は帰る用意をしていた。 新美君は早く用意を済ませ、先に玄関に行った。 新美「叔母さん、ありがとうございました。」 先生「いいえ。」 新美「また今度、来ますね。」 先生「待ってるよ。」 新美はそういうと、私たちに挨拶をして、帰っていった。 私は普段とは違うイメージの新美君を更に好きになった。
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