二 実際に非現実な事が起きると嬉しくない

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自動ドアが開いたらダッシュだ。 「またお越しくださいー」 ブィーン 今だ! 「なっ!?」 ガッ 「いってぇ~」 なんということだ。足かけてきやがった。なんとかこけないですんだけど。 だが、大変なことになったな。 「いってぇなぁ~捻挫しちゃったよ足」 「おいおい、大丈夫か~?w」 「あーこりゃ駄目だな。病院いかなきゃ。おいどうしてくれんだ?」 全然大丈夫だろ・・・そっちから足かけてきたんだし。だけどそんなこといっちゃ逆にまずい展開になるな。もうなってるけど。 「す、すいません・・・急いでたもので・・・」 「謝ればすむことじゃねんだよ。足を怪我さしたんだ。金払ってもらおうか」 普通に立ってんじゃないか。 「すいません・・・さっき使っちゃいました・・・」 「てめぇそりゃねぇぜ。ん?おい、お前ら見ろよ。こいつ前髪で目隠れてるけどなかなか可愛いぜ」 「うぉ!まじだ。」 「金ないなら身体で払ってもらえば?」 は? 「そうだなw」 「ちょ・・・」 なんだこいつら、僕のポニーテール掴んでどこかへ連れてこうとしやがる。 ここは・・・ 「あ!警官さーん。助けてー」 「げ、警官だと!?」 よし、髪放した。今のうちに逃げろ! 「いねえじゃねぇかっておい!まちやがれ!お前らもいくぞ!」
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