二 実際に非現実な事が起きると嬉しくない

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相当疲れてたんだな僕。 昼間にこんなに寝たのは初めてだ。 そんなことはどうでもいいけど。 汗かいたし風呂(戦場)でも入るか。 風呂場へ向かおうとリビングを通り過ぎたとき、お母さんの声が聞こえた。 「はい・・・はい・・・そうです。よろしくお願いしますね。はい・・・そういうことで。はい・・・では」 ガチャ 誰と電話してたんだろ・・・ まあ気にすることでもないか。風呂入ろっと。 ~~~~~~~ 「さっぱりしたー」 僕は洗面所で髪をポニーテールに結び直した。 まだ女の身体になれないから、風呂入ってるとき大変だったけどね。 「みっちゃーん!ご飯よー」 みっちゃんやめてほしいなー。女の子みたいで嫌だ。いや、今女の子だけども。 「今行くよ」
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