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朝お母さんに叩き起こされた。
「なんだよ~」
眠い。
「なんだよじゃありません。ってその猫可愛いわね~」
怒った表情から猫を見た瞬間に笑顔になった。
「あぁ、昨日言ってた猫だよ」
「へぇ~、この子がそうなんだ。あ、早く朝ご飯食べなさい」
「?女になってるのに学校行くの?」
制服ないし。
「制服のことなら心配ないわよ。朝届いたから」
お~気がきく~
じゃなくって!!
「誰からだよ!!」
「秘密」
即答すか。
「あ、あと貴方は転校生の小坂蜜として迎えてくれるらしいからよろしく。美鶴の方は海外の方の学校に転校したことになってるよ」
え、ちょ。
「転校生!?」
「そうよ。くれぐれも前は男だった~なんて口にだしちゃだめ。まぁ言っても頭おかしい人にしか思われないから大丈夫だと思うけど」
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